神様たちはどのように見守るのか?

霊界

 現世とは違い、霊界は時間が無限にあり、輪廻する世界「あの世」にいる魂も、輪廻しない世界にいる魂も、くつろぐように過ごしています。霊界はどの魂にとっても、憩いの場でもあります。
 霊界の仕組みは、現世の仕組みよりも単純です。現世は地位や権力などの上下関係がありますが、霊界はそうではありません。

●あの世の魂とあの世にも上がれない魂

 亡くなった時、あの世に上がるには、生前での行いの反省が必要です。反省ができない場合は幽霊でこの世をさまよいます。なぜなら、反省しなければ魂が軽くならず、上にと上がれないからです。反省といっても、日々の少しした喧嘩や間違った行動は含まれません。

 常に人をけなして傷つける人、虐待する人などは生前に反省していればよいですが、死後もなかなか反省できずにさまよいやすいのです。そこで、守護神様が行いについて教えようとするのですが、重い魂はなかなか理解できないようです。霊界に地獄はありません。 
 死後、輪廻しない世界にいく魂は軽く、すんなりと上に上がれます。あの世にいく魂だけ、輪廻するのです。

 反省してあの世にあがれた魂は、生まれ変わるまでこの世界で休みます。あの世の世界では、存分に思うとおりに過ごすこともできます。また、生存している家族のそばで見守っている魂もいますが、光がないので力はなく、生きている人を守られません。ただ家族のそばにいるだけです。
 また、魂と魂は対等であるにもかかわらず、生きていたときの考え方が抜けずに、自分は誰よりも偉いや賢いと言い、相手を見下す魂もおかしなことにいます。

●守護神様の見守り方

 守護神様は人の一生を見守ります。生まれ変わろうとする時から魂を見守り、死後も霊界へと案内します。

 守護神様にも感情があるため、現世での行いによって怒り、見守らなくなる場合もあります。
①力になれるのに放っておく行為。
②恩をあだで返す行為(ただし、倫理的に反する行為は止めるなど工夫をしてください)。
③おとしいれる行為。
④相手の人生が関わっている時に卑怯な行動をする。
⑤人様の人生を犠牲にさせる。 
 など、人の人生の根幹に触れる部分についての言動で、倫理的に反した場合、守護神様は見守る気が失せます。守護神様も些細なことで怒りません。

 魂が肉体に宿っている間は、肉体に守護神様が光を入れて、気持ちや体を24時間毎日癒し続けています。守護神様も休憩したくなった時は、別の守護神様に代わってもらう時もありますが、それは怒っているから離れるのではありません。基本、最後まで見守り続けます。
 守護神様も守護神様の世界で休憩します。感性も磨かれている魂のため、守護神様の世界はあの世や現世よりも一段と美しく綺麗な世界です。
 守護神様の魂はしっかりと光っているため、あの世の魂との見分けもすぐにつきます。

●守護天使様の見守り方

 守護天使様は、魂が大方成長している人を守護神様と一緒に見守ります。魂が成長していればしているほど羽が大きく、守護天使様の応援が大きいです。
 人々の背中に霊的な羽があるのですが、その羽が大きい人に光を入れて、いつも人間のそばで見守っています。羽が大きいほど守護天使様の恩恵を受けられます。
 心が折れそうな時でも、気力をみなぎらせていく力を与えてくれます。もう一回頑張ろう、やってみようとの気持ちになる原動力を与えてくれるのです。
 霊的な羽の大きさは魂の成長度合いを示しており、その羽が大きいほど守護天使様のつく数が増えていきます。
 守護天使様はいつでも同じ箇所にとどまりません。守護神様よりは自由に生きて、交代が激しいです。守護天使様の世界は、守護神様よりも厳かで綺麗な世界になっています。

●神様の見守り方

 神様も沢山います。人種や宗教に関係なく、あらゆる人を見守っています。宗教で神様が決まっているのは人間の世界だけです。そして、神様に序列はまったくありません。どこの神様だから偉いなどもまったくありません。神様も序列や階級をつけられることを嫌います。
 守護神様の世界、守護天使様の世界にも階級がありません。霊界が分かれて、役割がそれぞれ違いますが、役割は必ずするものでもなく自由なのです。つまり霊界に強制力はありません。それでも現世とあの世以外は、魂と魂の呼吸で気が合い仲良く過ごしています。

 教会や神社に神様はいます。それは人間の気持ちに応えるためにいるだけで、ずっと同じ神様が留まってはいません。神社や教会に通わなくとも、常に神様は私たちを見守っています。
 神様は心が綺麗な人につきやすいです。地位があるから、資格があるから、金持ちだからといった理由でついたりしません。また嫉妬深い人や根本的に図々しい人は毛嫌いします。自分がよいことをしていると宣言している方には、そばにいません。おごらない人、日陰でも頑張っている人や常にひどい目に遭っていても根本的に心が清らかな人にはそばにつきやすいです。
 ただ、そばにいなくとも神様は皆を見ています。どの魂が優秀で、どの魂が劣っているとの見方は一切しません。すべての魂が平等で、成長していけば清らかな魂になるとみています。それは守護天使様も守護神様も同じ考えです。

randkの管理人うさぎより
 神様たちはしっかりと人々の言動をみています。自分や他人は騙せても、神様たちには心もごまかせません。心のありようはとても大切ですね。心がよければ言動にも現れます。

コメント

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